大和南高校女子バレーボール部と、大和高校陸上部の武藤小鉄君が、南東北3県(山形、宮城、福島)を中心に本日7月28日に開幕する全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場する。
大和南高
女子バレー部
大和南高校女子バレーボール部は、県予選で優勝し、13年連続14度目のインターハイ出場を決めた。
井上和昭監督が「県内なら皆、ブロックの上からアタックが打てる」と信頼を置く177cmの長身エース・若松歩実(3年)選手と佐藤未羽キャプテン(3年)のリーダーシップを軸に攻守のバランスの良さで勝ちあがった。17人の3年生を中心に「まとまりはこれまででも一番」(井上監督)のチームに仕上がった。
3年生にとって県予選を優勝してのインターハイ出場は初めて。優勝校は秋の国体にも出場できる。佐藤主将は「試合に出場していないメンバー含め、強い気持ちで戦えた。チームに今まで以上に一体感があり、力を出せた」と話す。「春高につなげるような試合」でベスト4を目標に掲げた。
当初は緊張して良いプレーができなかったというエースの若松さん。試合を重ね、尻上がりに調子が上がった。若松さんも優勝でのインターハイ出場を喜んだ。昨年のトーナメント1回戦負けが口惜しく、「一回でも多く勝ちたい」と主将と同じベスト4が目標だ。
女子バレーボールは宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開会式が行われ、大和南高校は29日(土)利府町総合体育館で西原(沖縄)、京都橘(京都)、就実(岡山)と予選グループを戦う。決勝トーナメントは翌30日(日)から。
大和高・競歩
武藤小鉄君
男子5000m競歩の大和高3年・武藤小鉄君は、南関東大会で4位となりインターハイ出場を決めた。大和高陸上部からのインターハイ出場は5年ぶり。
南関東大会では、レース後半で勝負する作戦で臨んだという武藤君。レースはスローペースで進み、前半は先頭から約10番目の位置につけていたが、焦らずにレースを進め、見事全国への切符を手にした。顧問の竹内俊樹先生は「一番辛い所で攻め、そして粘り、小鉄のよさが出た最高のレース」と称賛した。武藤君も「目標が4位でインターハイ出場だったのでとても嬉しい」と喜びを語った。
インターハイでの目標は、決勝進出、そして入賞。全国出場を決めた後も「ここがゴールではない」と気を抜くことなく、夏の暑さに耐えられるタフな練習を積んできた。武藤君は「粘り強いレースをして目標を成し遂げたい」と意気込む。竹内先生も「インターハイでは人生最高のレースができるように、2人で最高の準備をします」と述べた。
陸上は山形県天童市のNDソフトスタジアム山形で開催。競歩予選は30日に、決勝は31日(月)に行われる。
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