神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2017年8月4日 エリアトップへ

大和市 グループホーム家賃を助成 8月から、最高で月3万円

社会

公開:2017年8月4日

  • X
  • LINE
  • hatena

 大和市は、認知症高齢者グループホームの家賃などを一部助成する制度を、8月1日利用分から適用開始すると発表した。昨年9月に「認知症1万人時代に備えるまち やまと」宣言を行った市は、認知症の人の支援体制強化を進めており、今回の助成はその一環となる。

 今回の制度は、認知症になった人が住み慣れた地域で、その人の状態に応じた日常生活を過ごすことができるよう、市が家賃などの支援を行うもの。

 具体的には、認知症高齢者グループホームで生活する人などのうち、生活保護支援給付を受けていないなど、一定の基準を満たす人を対象に、家賃や食費、光熱水費の一部を助成する。助成金額は上限月額3万円。この事業に対する今年度の市予算額は、360万円となっている。

「家庭に近い生活」支える

 グループホームとは、認知症の症状があり、病気や障害などで日常の生活が困難となっている高齢者が、専門のスタッフの支援を受けながら共同生活する介護福祉施設。

 入所できるのは、認知症の診断を受けた要介護者で、家庭環境などにより家庭での介護が困難、かつ概ね普段の生活で自立ができていて共同生活に支障がない人となる。また、それまでの家庭生活に近い住環境をめざしているため、原則グループホームがある市町村の在住者となっている。

 施設はシェアハウスのように、トイレや浴室、キッチン、リビング・ダイニングなどの共有スペースと、それぞれの個室で構成されている。これらの施設一式で1ユニットとなり、1ユニットの定員は最大9人。この定員も、できるだけ家庭に近い生活環境を実現するために定められている。

 担当の市介護保険課によると、大和市内には現在20の事業所があり、定員は342人。市内全体での平均稼働率は約9割となっており、特定の施設を希望しなければ、いつでも入居は可能だという。

「宣言」に基づき支援強化

 昨年9月に認知症に関する宣言を行った市では、これまで「認知症相談・介護者交流会事業」や「はいかい高齢者位置確認支援事業」など、認知症高齢者に対する支援事業を展開。今回の新制度も、生活保護を受給していない低所得の認知症の人の住まいを確保するための施策となっている。

大和版のトップニュース最新6

手取り合い伝統継承を

大和茶道会

手取り合い伝統継承を

50周年式典に250人

3月29日

不妊治療の支援拡充へ

大和市

不妊治療の支援拡充へ

4月から先進医療に助成

3月29日

「無量寿殿」を建立

生養山薬王院信法寺

「無量寿殿」を建立

市内最古の仏像まつる

3月22日

ホーム開幕戦を盛り上げ

大和田園RC

ホーム開幕戦を盛り上げ

23日に児童サッカー大会

3月22日

大和も「花博」を応援

大和も「花博」を応援

関連イベントに市長出席

3月15日

125周年に向け植樹

渋谷小学校6年生児童

125周年に向け植樹

記念事業の第一弾で

3月15日

相鉄線「さがみ野駅」徒歩10分

墓石撤去不要墓を新設。樹木葬墓、動物墓も。

http://www.ji-n.net/search/jiin_detail.cgi?id=366

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

4月に綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

4月に綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook