神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2017年11月24日 エリアトップへ

三師会が初のスクラム 在宅医療テーマに研修会

社会

公開:2017年11月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
三師会から約40人が参加した
三師会から約40人が参加した

 (公社)大和市医師会(小林米幸会長)と(一社)大和歯科医師会(近藤清志会長)、(公社)大和綾瀬薬剤師会(小川原悟会長)が11月13日、鶴間の市在宅医療・介護連携支援センターで研修会を行った。市内三師会が合同で研修会を行うのは初めて。

 研修会は、在宅医療の必要性が高まる中、三師会の医師・薬剤師が連携・交流を図り、お互いに顔の見えるネットワーク関係を構築することで、在宅療養者のサポート体制強化につなげることが狙い。

 第1回は、薬剤師会が座長となり「医療介護連携を考える」をテーマに、薬剤師の在宅療養の紹介や役割の説明などを、事例を挙げながら紹介。3師会から約40人が参加した。

 この日講師を務めた薬剤師の永田智子さん(有限会社GENKI堂)は、在宅でも通院するのと同じ医療を提供できる体制づくりの重要性を強調。病院や介護師と連携を密にすることで残薬の減少や処方の重複などを避けられるとした。さらに老々介護、認知症など患者の生活環境を把握することで、飲み忘れや誤った服用を防止できるとした。

 一方で「薬局も患者さんのため『チーム大和』の一員として医療福祉ネットワークに積極的に参加すべき」と薬剤師側の意識の変化の重要性を語った。永田さんは本紙の取材に対して「時には医師に対して意見をしなければいけないこともある。嫌な顔をされることもあるが、それでひるんではダメ。そういう意味では顔の見える関係は大切」と研修会の意義を語った。

 今後研修会は3師会が持ち回りで開催する予定。次回は3月頃をめどに、市医師会が担当する。

 研修会について薬剤師会の小川原会長は「在宅療養をどうするか、は大和市に限らず喫緊の課題。研修会を通じて医療・介護のネットワークを構築したい」と話す。医師会の小林会長は「お互い情報共有し、協調して一人の患者さんに対することで総合的な医療が提供できるはず」と意義を語る。歯科医師会の近藤会長も「良い機会を与えられた。今後も在宅医療について情報交換できれば」と語った。

大和版のトップニュース最新6

成年後見の窓口を新設

大和市社協

成年後見の窓口を新設

月2回、専門家も対応

4月19日

助成申請は226件

自転車用ヘルメット

助成申請は226件

努力義務化から1年

4月19日

全国俳句大会で最高位

下鶴間在住佐藤直哉さん

全国俳句大会で最高位

3万句超、2人の選者から

4月12日

部活動の地域移行を推進

大和市

部活動の地域移行を推進

日体大と連携協定

4月12日

吉村選手が得点王

大和高女子サッカー部

吉村選手が得点王

全国選抜大会で10ゴール

4月5日

「包括支援係」を新設

複合的な福祉課題に対応

「包括支援係」を新設

4月5日

大和市で葬儀なら、地元「ふじみ式典」

地域顧客満足度NO.1店を目指す創業35年以上の葬儀社です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook