神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
大和版 公開:2017年11月24日 エリアトップへ

大和市在宅医療・介護連携支援センターのセンター長を務める 大橋 佳弘さん 大和東クリニック院長 43歳

公開:2017年11月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

健康都市支える若き旗手

 ○…センターは、高齢者が住み慣れた地域で在宅医療や介護を受けられるよう、医療機関と介護事業所の連携の拠点として昨年4月に開所。医師会の理事として、先進地域視察など、立ち上げに関わったことから、そのままセンター長に就任した。近隣市に先駆けた活動で、「注目されているが、まだまだ知名度が低い」と苦笑い。『他職種連携』をテーマに「1人の患者さんを医療・介護それぞれが並行して『チーム』でみられる体制づくり」が目標だ。

 ○…生まれも育ちも大和。医師を目指したのは幼稚園の頃。「命を助けてもらった」と感謝される父の姿が幼心に誇りだった。東邦大の医局に消化器外科医として務めた後、医師不足で困っていた大和市立病院に転じた。「当時から大和の役に立ちたいという思いがあった」。3年前、父が院長を務める深見台中央医院の分院として大和東クリニックを大和駅前に開業。現在は両院での診療に加え、市立病院にも月2回つめる。

 ○…若い頃は家に帰るのは3日に1度、手術室に48時間居続けたことも。「人の命を預かるので、いい加減にはできない」とキッパリ。日進月歩の医療技術についていくため自らのアップデートも欠かさない。「患者さんには一番良い医療を提供できるようにしないと」。それは文字通りセンターの設立趣旨にもつながる思いだ。

 ○…休日の楽しみは月に1、2度出かけるゴルフ。35歳のころから始め、今ではハンデ9の腕前。受け答え同様冷静なプレー振りかと思いきや「ついつい熱くなってしまう」と笑う。3人の息子達と過ごす時間も楽しみの一つ。皆、医者志望。「なりたい、と言われたらやはり嬉しい」と目を細める。少子高齢化、人口減少、AIの台頭。子どもの成長する未来は、医師不要の時代と交差する可能性をはらむ。「少し不安を感じる」と子を想う父親の正直な気持ちがこぼれた。それでも医師の使命と矜持を背中で示し、父は白衣を身にまとう。

綾瀬スマートIC近く家族葬式場

樹木葬と家族葬「ゆかりえ」 ~グリーフケア~感謝で送る家族葬

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

大和版の人物風土記最新6

古谷田 文隆さん

4月19日に地域の歴史を伝えるイベント「わにわにサロン」でゲストを務めた

古谷田 文隆さん

上草柳在住 81歳

4月26日

甲斐 茂男さん

小品盆栽愛好会の会長を務め、このほど「小品盆栽展」を開いた

甲斐 茂男さん

中央林間在住 82歳

4月19日

加藤 和也さん

4月1日付で大和市消防本部の消防長に着任した

加藤 和也さん

深見西在勤 59歳

4月12日

板庇(いたびさし) 一郎さん

昨年50周年を迎えた「宮下神輿会」の会長を務める

板庇(いたびさし) 一郎さん

深見在住 61歳

4月5日

下河辺 治美さん

「大和市肢体不自由児者父母の会」の会長を務める

下河辺 治美さん

福田在住 55歳

3月29日

明吉 美智子さん

「第19回大美展」を主催する大和美術協会で第5代会長を務める

明吉 美智子さん

上草柳在住 85歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大和版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

綾瀬で初公演 大和市文化

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

大和版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook