大和市は、3歳未満の乳幼児を抱える保護者が不測の事態で死亡した場合、子どもの命に危険が及ぶリスクを低減するため、メールで保護者の安否を確認するサービスを始める。市によると、子育て中の保護者を対象とした安否確認サービスは、全国自治体で初となる。
サービスの名称は「赤ちゃんまもるくん」。ひとり親家庭や単身赴任などの事情を持つ家庭の保護者が、乳幼児と二人きりで過ごしている間に急死してしまった場合などを想定している。
内容は、サービスに登録した保護者に対し、土日祝日を含む毎日メールを送信。メールに記載したURLにアクセスしてもらうことで、安否確認するというもの。URLへのアクセスが2回(2日)連続でない場合は、3日目(土日祝日問わず)に、本人やあらかじめ登録された親族などに市が連絡するとともに、必要に応じて自宅を訪問するなどし、安否確認を行う。対象は原則0歳〜2歳(3歳の誕生日を迎えるまで)の子を持つ保護者。
サービスの利用には、予防接種のスケジュールをパソコンや携帯電話・スマートフォンなどで管理できる「らくらく予防接種」などと同じページからの登録が必要。
現在開会中の12月定例会に上程されており、補正予算額は53万円。議案が可決されれば、来年4月からサービスが開始となる。
サービスに関する問合せはこども総務課【電話】046・260・5606。
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