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地域の「患者」のために 開業医に病院がプレゼン

社会

掲載号:2017年12月15日号

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夜遅くにもかかわらず、病院の発表を聞くため大勢の開業医が集まった
夜遅くにもかかわらず、病院の発表を聞くため大勢の開業医が集まった

情報共有、協力関係強める

 大和市医師会(小林米幸会長)は、開業医が市内の病院の特長や得意分野を知ることで、患者の治療の選択肢を広げることなどを目的に「病診連携を一層進める会」を開催した。

 会は9月から毎月1度開催。趣旨を理解し、参加した病院7院が毎回1、2院ずつ、それぞれの病院の特長をプレゼンテーション形式で紹介。終了後、質疑応答を行い、理解を深めるというもの。3年前に一度開催したが、当時は1回・2時間のみの開催で、1病院当たり15分ほどと短く、医師会・病院双方「消化不良だった」(小林会長)。

 今回は1回1時間半で、大和市立病院(深見西・9月)、中央林間病院、みどり野リハビリテーション病院(以上、中央林間・10月)、大和病院(深見西)、大和成和病院(南林間、以上11月)、桜ヶ丘中央病院(福田)と南大和病院(下和田、以上12月)の7院が参加した。

 12月6日に行われた4回目の会合には、2院の医師と医師会員合わせて約60人が参加。桜ヶ丘中央病院からは、腹腔鏡による手術実績が多いことや、地域連携課のメンバーに社会福祉士が市内で一番多いこと、南大和病院からは、内視鏡によるがん手術の実績や全国的に珍しい乳房の再建に国内トップクラスの医師がいる事などが紹介された。

 今月プレゼンを行った桜ヶ丘中央病院の島崎猛病院長は「地域の開業医の先生方に、我々病院がどんな仕事をしているのか、どんな治療を得意としているのかなど知ってもらうだけでありがたい。患者さんとの緊密感も大切なので、顔見知りになるだけで違う」と会の意義を話した。

 小林会長は「せっかく地元にいくつもの病院があるので、特長を知り、紹介できれば、患者をわざわざ遠くの病院へ送ることもない。開業医が地域の病院の特長を知っている、ということは何より患者にとって有益」と話す。今後は「最先端の医療機器の導入や、医師の転勤などによる医療体制の変化など、情報を更新する意味で3年に1度位のペースで行えれば」と語った。

 

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