平成23(2011)年7月18日深夜。生涯学習センターで行われたパブリック・ビューイングに集まった550人は、夜明けとともに歓喜の雄叫びを上げた。
ドイツで行われた女子サッカーワールドカップで、日本代表「なでしこジャパン」が世界一に輝いた瞬間だ。
代表には、中央林間出身の川澄奈穂美選手、横浜・瀬谷区出身で、小学校時代、川澄選手と同じ「林間レモンズ」に所属していた上尾野辺めぐみ選手、座間市出身で、現在、両親が大和に住む大野忍選手の「大和ゆかり」の3選手が中心選手として活躍。大野選手は2年前の北京五輪4位で、川澄選手は前年、中国で行われた広州アジア大会での金メダルで、それぞれ市民栄誉賞に選ばれている。
9月には、南林間駅と鶴間駅を結ぶ二条通りで3選手に、平成22(2010)年にノーベル賞を受賞した根岸英一さんを加えたパレードが行われ、沿道は3万2千人もの市民で溢れかえった。
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