大和版 掲載号:2018年1月19日号
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第60回大和市駅伝大会で特別表彰を受けた 本山 勇次さん 大和東在住 69歳

大会に受け継がれたDNA

 ○…今回の特別表彰、警察や自治連など大会運営を支える団体と並び、個人で唯一表彰を受けた。「なんで俺が?」と訝しんだが、一緒に苦労した後輩たちが推薦してくれた。大会を観るのは5年ぶり。「感動したなぁ。ああいう雰囲気が市民駅伝だよねぇ」。そう言って子どもの成長を喜ぶ親のように目を細めた。

 ○…今からちょうど20年前。第40回を記念し、駅伝大会はスポーツセンター周辺を飛び出し、市内一周駅伝になった。しかし区間記録がでないなどのトラブルが発生。地区対抗の部のチームからは「もう参加したくない」などの厳しい意見が出てしまう。当時、体育指導員連絡協議会の会長として、仲間の指導員を連れ、近隣の駅伝大会を視察。運営方法を一から学び、「自分たちに運営させてほしい」と周囲を説得、現在の実行委員会組織での運営に持っていった。体育指導員として地域を回り、参加を呼び掛けた。中学生に運動部のユニフォームを着て参加してもらったり、小学生の大会を開いたりと現在の骨組みを作り上げた。現在の大会運営には変わらぬDNAがしっかりと息づいている。

 ○…俳人・小林一茶の生誕地、長野県信濃町の生まれ。「一晩で30〜40cm積もることも」ある豪雪地帯。ノルディックスキーが、スポーツというより日常の”必須科目”だった。「でも真っ直ぐしか滑れないの。孫の方が上手に滑るよ」と笑う。就職を機に18歳で大和に。すでに半世紀を超えた。

 ○…自治会班長を務めていたある日、地区の運動会でリレーに出た。それを見ていた知人から「〇月×日、自治会館に来て」と言われ、言ってみるとそれが体育指導員の総会だった。以来30年以上地域の行事に携わってきた。地区内でソフトバレーやグラウンドゴルフなどのチームを立ち上げたことも。「土日ほとんど家にいなかったからね。妻には『よその奥さんばかり面倒見て』なんていわれましたよ」と苦笑いを浮かべた。

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