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平成生まれの若い力 【1】 詩吟が育んだ自信 柏木学園3年・塩谷由香さん

教育

掲載号:2018年1月26日号

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閉会式で挨拶をする塩谷さん(高文連提供)
閉会式で挨拶をする塩谷さん(高文連提供)

 文化部のインターハイと呼ばれる全国高等学校総合文化祭(総文祭)。この県大会に当たる平成29年度の神奈川県高等学校総合文化祭の文化連盟生徒委員長を柏木学園高校に通う塩谷(しおや)由香さん(3年)が務めた。

 生徒の代表として閉会式に登壇した塩谷さん。高校3年間、詩吟で鍛えた声は、広いホールの隅々に響き渡る声量で、淀みなく大会終了を告げた。笑顔を絶やさず、仲間や教員らへの感謝の言葉を盛り込んだ謝辞を述べるその立ち姿は、背筋にしっかり力が入り、堂々とし、それでいて女性らしい凛とした華やかさを備えていた。

 塩谷さんが詩吟に触れたのは同校入学直後。短歌書道部の見学で、詩吟に合わせ扇子や剣を持って舞う「吟詠剣詩舞」に書道を合わせたパフォーマンスを見て、「真剣に取り組む先輩の姿がカッコいいな」と思い、選択授業で書道を取っていたこともあり、同部に入部を決めた。その後、顧問の濱谷美代子教諭の勧めもあり、詩吟に挑戦することになった。

 中学まで引っ込み思案で、あまり大きな声を出す方ではなかったという塩谷さん。歌うのとも違う声の出し方が、中々習得できず苦労する。まずは「大きな声を出す」ことを目標に、毎日1時間声を出し続け、腹筋のトレーニングも毎日欠かさず続けた。

 1年が過ぎた頃「明らかに違ってきた」と濱谷顧問が話すように成長。大きな声を出し続ける事で自信を持つことができ、何事にも挑戦できるように性格も変わっていったという。

 総文祭を運営する県高等学校文化連盟の生徒委員会には1年生の時から所属。今年委員長に抜擢され、委員会をまとめたほか、県総文祭の開会式や閉会式、夏の全国大会派遣生徒に対する激励会など大きな行事の際、生徒代表として挨拶をした。「大会に両親が見に来てくれると『堂々としているね。変わったね』と言ってくれます」と喜んだ。

 総文祭には、合唱や吹奏楽といった音楽系から美術、書道、写真など文科系の26の専門部が日ごろの成果を披露。柏木学園の短歌書道部も吟詠剣詩舞部門に出場し、団体で教育長賞を、塩谷さんも個人で相鉄賞を受賞、卒業に花を添えた。

 既に大学進学を決めている塩谷さん。閉会式後1週間の休みをもらった部活動には、週明けから顔を出す予定だ。塩谷さんの卒業で、詩吟を吟じる生徒がいなくなってしまう。卒業までの1か月。後進の指導という最後の仕事が待っている。

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