振り込め詐欺被害を未然に防止したとして大和警察署(小林仁署長)は2月28日、セブンイレブン西鶴間店の副店長、菊地敏男さんに感謝状を贈呈した。
菊地副店長は2月5日の夕方、16万円分のプリペイドカードを店舗に買いに来た60代後半の男性に対応。振り込め詐欺の可能性があると考えて本人に声掛けすると同時に警察に通報し、被害を未然に防止した。
男性はアダルトサイトの責任者をかたる犯人からの偽メールで、プリペイドカードでの支払いを請求され、カード購入のため同店を訪れた。
菊地さんは取材に対して、「詐欺ではないですかと声を掛けるのはなかなか難しいですが、だまされてからでは遅いと思い、声を掛けました。普段、お店に来ている方が被害に遭うのは悲しいので」と、当時を振り返った。
小林署長は「お客さんに声掛けするのは、かなり勇気のいることだったと思います。未然に防止していただき、とてもありがたい」と話した。
警察では、FAXの送信や署員による定期的な巡回などを通じて、最近の振り込め詐欺の手口を各店舗に説明している。菊地副店長も事前に聞いていた手口と似ていたことから、通報を行ったという。
大和署管内では、今年に入ってからの振り込め詐欺の被害件数、金額ともに、前年よりも増えている。
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