7代目横浜スカーフ親善大使の1人に選ばれた 工藤 杏奈さん 鶴間在住 19歳
独自の視点で魅力を発信
○…伝統工芸品、横浜スカーフの魅力を市内外に発信する「親善大使」。今年度就任した5人のうちの1人に選ばれた。50代から10代まで揃っているなか、「色々な世代が集まっているからこそ、スカーフの魅力を幅広く伝えられる」と最年少の19歳は力強く意気込む。選考には、現在通っている服飾専門学校の先生の薦めで参加した。「合格が決まった時はうれしかった。家族も喜んでくれました」と可愛らしい笑顔を見せる。
○…小さい頃から、絵を描くことと踊ることが好きだった。5歳からクラシックバレエをはじめ、大和西高校では部活でヒップホップにも挑戦。ダンスの衣装をきっかけに、服やデザインにより興味を持ち、現在の学校に進学を決めた。学校のファッションショーでスカーフのドレスを作ったのが、横浜スカーフとの出会いだった。「スカーフのドレスはとにかく綺麗で鮮やか。柔らかい女性らしさが魅力です」と声を弾ませる。
○…祖母と両親の4人暮らし。1番のリラックス方法は寝ること。辛い食べ物が大好きで、母に心配されて止められるほどだという。古着やかっこいい洋服が好きで、「流行外のものや他の人と被らないものなど、何でも着こなせるようになりたい」と、ファッションへのこだわりもみせる。
○…来年の4月からは、百貨店を中心に展開するラグジュアリーブランドに勤め、洋服の販売員となる。「人間だからできる仕事がしたい」と、接客を重要視しているブランドへ就職を決めた。ネットで簡単に洋服を購入できる時代だが「店頭で買ったほうが、自分になかった新しい提案が貰えて視野も広がる」と話し、親善大使の活動も就職先でも「自分にできる新しい提案を探していきたい」と目を輝かせた。
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