明日5月5日は「子どもの日」。大和市の子ども(0歳〜14歳)の人口は、4月1日時点で30133人と、2012(平成)年をピークに減少していることが本紙の調べで分かった。国内が人口減少社会を迎える中、現在も人口増が続いている大和市だが、改めて高齢化の進行が浮き彫りなった。
大和市の統計によると、15歳未満の人口はここ15年間3万100〜900人台を推移。ただし2012年10月頃をピークに、年間で100〜150人のペースで減少している。この間も人口は約23万1800人から23万6600人と5千人近く増加している。
全人口に占める子どもの人口割合は2003年に14%台だったが、15年に13%を割り込み、今年4月では12・73%まで減少した。
生産年齢人口と言われる15〜64歳の人口も同時期をピークに減少しており、高齢化が顕著になっている。
大和市同様、人口が増加している海老名市も傾向は同じ。この10年で人口が7千人増加する中、子どもの人口は400人、生産年齢人口は3000人減少。一方65歳以上の人口は1万人以上増加しており、人口比率でみる高齢化は大和市よりも速く進んでいる。
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