市内で活動する奉仕団体「大和中ロータリークラブ」(小栁智裕会長)が5月19日、ホテルセンチュリー相模大野で創立40周年式典を開催した。
式典には、スポンサークラブである大和ロータリークラブや姉妹クラブの韓国・東慶州ロータリークラブなど来賓や関係者が出席。小栁会長は「『みんなが主役、一人ひとりが主役』を今年度のターゲットに掲げ、よい40周年にしようと1年間奉仕活動に取り組んできた。結果として多くの地域の方に喜んでもらえた」と振り返った。
式典では、市などに対して寄金の贈呈も行われた。贈呈を受けた大木哲市長は「この浄財は青少年育成のために、市内の子どもが東日本大震災の被災地である陸前高田に訪問する宿泊研修事業に役立てたい」と述べた。
5つの記念事業
同クラブでは40周年にあわせ5つの記念事業を実施。昨年7月には100人を超える外国籍市民を連れて茅ヶ崎で地引網大会を、11月には障害を持つ子どもとその家族を招き映画鑑賞会を、12月には大和自動車学校で「交通事故撲滅大作戦」を実施した。今年1月には高齢者を招いた振り込め詐欺啓発の落語会を開き、大和警察署から感謝状が贈呈されている。
記念事業の締め括りは4月28日にシリウスメインホールで上演された劇団ポプラの「ピーターパンとウエンディ」。青少年育成に力を入れる同クラブは、市内の小学生と保護者計千人を無料招待した。劇中ではシリウス初となる、空中を飛ぶ演出もあり大盛り上がり。母親と観覧に来た横井恵実さん(福田小2年)は「物語が面白かった。登場したワニが可笑しく楽しかった」と嬉しそうに話した。
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