大和版 掲載号:2018年6月22日号 エリアトップへ

25周年を迎えた「大和・生と死を考える会」の会長を務める 古谷 小枝子さん 南林間在住 81歳

掲載号:2018年6月22日号

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生と死を見つめて

 ○…身近な人の死に直面したとき、悲しみにどう向き合うか。死別の悲しみを語り合い、立ち直りに向け共に歩むことを目的とする会で、1993年の発足時から現在まで中心となって活動する。毎年著名人を招いた講演会を主催し、自らも看護学校など各地で生と死について講演するなど、傘寿を超えた今も精力的に活動中。「あっという間の25年で、まだまだ勉強することがたくさんある」と興味は尽きない。

 ○…45年前、長男・玄斗君を亡くしている。生後すぐ心臓に欠陥があることがわかり、医師から10日が限界と宣告。奇跡的な生命力で小学校に元気に通うまでになったが、小学4年生のとき倒れて病状が悪化し、11歳で息を引き取った。「その瞬間、私の右肩に玄斗が来た感覚があった」と当時を思い目頭を押さえる。

 ○…長男の死から10年後、耳鼻科医の夫に連れられ死生学の第一人者、A・デーケン上智大学名誉教授の講演を聞き、心が動いた。教授の後押しを受け、長年封印していた死別の悲しみを初めて人前で語ることに。それは初めて人前で涙を流すことでもあったが、自然と心が晴れた。「子の死を語るなんてタブーだと思っていたけれど、同じ境遇の人から手を握って感謝された。悲しみを分かち合う必要性を感じた」。以後、生と死を考える会に関わり、地元大和で独自に立ち上げる。

 ○…舞台俳優のような華やかさと芯の通った声。文学座を創設した岸田國士は叔父にあたる。小さい頃から演劇に夢中で、黒沢明監督「生きる」には女学生役で出演。その経験を生かし、死別体験者らの劇団を設け、演劇療法の実践も行う。「私の生涯、そして玄斗がいたからこそ学べたことを還元し誰かの力になりたい。それが玄斗のためでもある」と力強い目で語った。

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