市内在住の高田麻由さん(32)と瀬口諒さん(27)が、国際協力機構(JICA)のボランティアとして7月から2年間、海外赴任する。先月19日には市長室に大木哲市長を訪問、出発前の報告を行った。大木市長は「健康に注意して頑張って」とエールを送った。
高田さんは、日系社会青年ボランティアとしてブラジル・リオデジャネイロに派遣される。つきみ野幼稚園から林間小、鶴間中、大和西高と市内の学校に進学した高田さん。大和西高時代、修学旅行先が海外になった最初の代で、その頃から海外での仕事に憧れを持っていたという。大学を卒業後、2年企業で勤めた後、JICAの養成講座を受け、日本語学校へ通い、青年海外協力隊としてバングラデシュへ。帰国後、大学院に入り、スリランカへ短期ボランティアにも行っている。今回は日系3、4世に日本語を教える。「ブラジルは遠く、中々行けないのでチャンス。夏休みにはイグアスの滝を見てみたい」と笑顔で語った。
瀬口さんは、青年海外協力隊のバレーボール指導者としてモンゴル・ウランバートルに旅立つ。昨年川崎市から大和市に転居した瀬口さん。バレーボールは中学から大学まで続けており、体育教員時代も教えていた。大学時代から「視野に入っていた」というJICAでのボランティア。「自分の好きなバレーボールで支援できるのは嬉しい」と喜んだ。モンゴルでは、現地の教師のための指導案や練習内容作成などのサポートを行う。また前任者が作成中のバレーボールの教科書作成も引き継ぐ。「教えるのではなく、コミュニケーションを取りながら良い所を引き出していきたい」と抱負を語った。
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