近隣小中学生を対象に、毎年夏休みを利用して行われていた「中央林間青空広場キャンプ」が18日、同広場で行われた。20回目、節目の今回で最後となるキャンプ。主催してきた中央林間・つきみ野地区母親クラブ『お米っ子』代表の原田悦子さん(67)は「事故なく安全に終われ、ホッとした」と安堵の表情を浮かべた。
『お米っ子』は28年前、原田さんをはじめ、当時緑野小1年生の子どもがいる母親が中心となりできたグループ。青空広場キャンプは「地域の子どもたちの成長を見続ける活動を」と地域の青少年健全育成団体と始めた。1年目は日帰りキャンプだったが、2年目以降はテント宿泊も加わった。
地域に根差した活動で、学校や自治会の協力や何かあってもすぐに帰宅できる気軽さなどもあり、多い時には200人以上の子どもが参加した年もあった。しかし『お米っ子』メンバーの減少や高齢化などもあり「事故も起きずに無事に済んでいる間に一度区切りをつけたい」(原田さん)との思いから、20回の節目で一旦ピリオドを打つことを決めた。
天候も味方3年ぶり点火
キャンプ当日。それまでの猛暑が嘘のように、朝から心地よい風が吹き抜けた。屋外でのキャンプを心配していた原田さんも「普段の行いが良いからですかね」と笑顔で子どもたちを迎えた。
キャンプファイヤーでの盛り上げを担当した竹中奈美さん(19)は、緑野小1年の時から毎年このキャンプに参加してきた。「年上のお兄さん、お姉さんが盛り上げてくれるのを見て憧れていた」と当時を思い出す。昨年、一昨年は天候が悪く、屋内での”キャンドルファイヤー”だっただけに「最後に青空広場でキャンプファイヤーができて良かった」と笑顔を見せた。
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