大戦末期、「高座海軍工廠」(現在の座間市など)での新鋭戦闘機「雷電」製造のために台湾の少年が来日してから今年で75周年。これを記念し、10月20日(土)に歓迎大会(会長・甘利明衆院議員)が行われる。これまで長く交流が続いてきたが、元少年工の高齢化により、大会は今回で最後。
台湾少年工は「日本で航空機を造りつつ勉強すれば旧制中学卒業資格が得られる」という条件で、優秀な若者約8400人が来日。しかし実際は過酷な環境での労働で、爆撃で犠牲者も出た。
大会の実行委員長を務める石川公弘さんは、父が上草柳にあった少年工の寄宿舎の舎監をしていたことから生活を共にした。石川さんは「今でも大和を『第二の故郷』として偲んでくれている。この歴史を忘れてはならない」と話した。
20日は午前10時30分から座間市芹沢公園で顕彰碑の除幕式を行い、午後1時30分からはシリウスで式典を開催。(問)【電話】046・261・7501
|
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
フリマ出店者30日まで受付4月26日 |
|
|
<PR>