大和市消防本部によると、2018年の市内の救急出動件数は1万2450件と、4年連続で過去最多を更新したことが分かった。一方で、火災発生件数は昨年よりも減少した。
18年の救急出動件数は、1万2450件(速報値)となり、これまで最多だった前年の17年から739件増え、過去最多を更新した。増加率は11年以降で最も高い結果になった。
市内では、6年前の12年に出動件数が1万件を超えた。14年に前年比11件減と若干の減少はあったものの、以降は4年連続で増加。15年に過去最高を更新して以降、毎年記録を更新している。
18年に救急搬送された1万1079人のうち、65歳以上が約55%と半数以上を占めている。市消防本部担当者によると、高齢者の搬送者数が年々増加傾向にあることも、出動件数が増加している1つの要因であると考えられている。
放火が大幅減
一方、昨年3年ぶりに増加に転じた火災件数は35件と16件減少した。前年に増加していた放火および放火の疑いの件数が、15件減と大きく減少したことが、減少の要因とみられる。
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