藤沢・片瀬西浜の砂浜から愛くるしい顔を出すイルカたち。市内下鶴間で看板製作業を営む草薙徹さん(57)が手とスコップだけで作りあげたサンドアートだ。
きっかけは10数年前。家族旅行で訪れた伊豆で台風に見舞われ「やることがないから」と砂浜で作り始めたのが始まり。4年ほど前からは毎週末、西浜まで出かけ、砂イルカを作るようになった。「最初は1人で作っていて恥ずかしかった」とはにかむ草薙さん。作品を作り続けるうち活動に共感する仲間が少しずつ増えていった。「いつも誰かしら応援に来てくれる。砂イルカが縁をつないでくれた」と喜ぶ。
「リアルさを意識」した作品は1体に1時間半ほどかかる。日没間際には、完成したイルカを写真に収めようと多くの人が次々と訪れていた。
草薙さんの作品はツイッター「江ノ島イルカ部」やインスタグラム「サンドドルフィン」で見ることができる。
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