市政報告 こどもたちの明るい未来をめざして 大和市議会議員・監査委員 町田 れいじ
こどもたちは私たちの希望であり、未来です。全国で少子高齢化が進む中、大和市でも昨年ついに人口が自然減に転じました。現在は社会増によって人口は微増しているものの、将来を考えれば、こどもを産み育てやすく、若者に選ばれるまちであることはますます重要になっています。このような時代にあって、私は専門であるこども政策のほか、福祉や医療、地域の課題からまちづくりまで、「将来持続性(サステナブル)」をテーマとして幅広い取り組みを行ってきました。また、昨年の5月からは市の監査委員も務めています。今回はこれまでの働きから二点を選び、ご報告をさせていただきます。
教育について
平成26年の12月議会で私は大和市の小学生の学力が全国でもかなり低いことを指摘し、対策を提案しました。その後、学力はわずかずつですが向上し、特に国語では政策提案した「図書館を使った調べる学習コンクール」の新設や放課後寺子屋やまとの拡充、NIE(新聞を使った学習)などの効果が現れはじめています。
今後、平成32年度には小学校、平成33年度には中学校で新学習指導要領が完全実施され、小学校での英語教科化やプログラミング教育の充実が図られます。大和市では先行してこれらへの対応を始めていますが、引き続き時代の変化に即応していくと共に、学力だけでなく、こどもたちの総合的な成長のための教育を目指します。
児童虐待について
8年前の初当選以来、主要政策として繰り返し議会で取り上げてきた児童虐待の防止ですが、大和市では平成27年に「すくすく子育て課」が新設され、療育や発達についての相談、虐待相談などが一元化されたほか、平成29年には子育て何でも相談・応援センターが設置されました。また、虐待死事案の半数近くが0歳であることから、周産期での対応が重要であることを指摘し、現在大和市では母子手帳の交付窓口を一か所に絞り、全ての方に専任の保健師が対応する体制をとっています。平成29年度、大和市の小中学生が児童相談所等に緊急一時保護された件数は29件にのぼりました。平均して1校に1人以上は虐待などで命の危険があると判断される状況にあったことは、目黒区や野田市での事件が決してテレビの中だけの話ではないことを示しています。今後もあらゆる手段を講じてこどもたちの命を守る取り組みを進めて参ります。
※詳しくは市議会ホームページをご覧ください。一般質問の映像・会議録などをご覧になることができます。
大和市議会 明るいみらい大和 町田れいじ
大和市西鶴間6-13-12
TEL:046-283-3455
machidareiji@gmail.com
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