創業50周年の節目の栄誉に「大変光栄です」と相好を崩した。
東京都檜原村の生まれ。川崎の金型プレス会社を経て、26歳で独立。大和の地に工場を構えた。
2010年、がんの宣告を受ける。3か月先までの給与を約束し、社員全員を解雇、プレス機械なども人手に売り払い、開店休業状態に。1カ月入院し、重粒子線治療を受ける。するとがんは嘘のように消えていた。慌てて現場復帰を決める。その際、長男のアドバイスもあり、プレス加工からNC加工による精密板金製造へ業態を変更。高品質・短納期を売りに再出発を図ったことが功を奏し、信頼を勝ち取った。
「やるっきゃない」という前向きな心構えと粘り強さが、数々の試練を乗り越えた秘訣のようだ。
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