大和市は、ブロック塀等の撤去および改善費の補助制度を2021(令和3)年3月31日まで延長した。補助制度は、昨年6月に発生した大阪府北部地震で、児童が倒壊したブロック塀の下敷きとなり死亡した事故を受け、8月からスタートした。
補助内容は、撤去前に必要な診断が無料で、診断後のブロック塀の撤去費用および撤去後にフェンスなどに改善する費用が合算で最大30万円補助される。
昨年、事故を受け市が行った緊急調査では、道路に面する高さ1・2m超のブロック塀は7848カ所。そのうち当初の補助期間だった3月31日までに、撤去前に必要な無料診断を受けたのは485件。補助開始直後の8月には139件の申請があったが、今年1月には40件にまで落ち込んでいた。また緊急調査の際、安全性に問題があるとし、所有者にチラシ配布などで診断を促した451カ所に至っては73件にとどまっている。
今年度の当初予算では無料診断200件分(300万円、撤去および改善費100件(3000万円)を盛り込んでいる。
問合せは市建築指導課【電話】046・260・5425。
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