市内下鶴間の宇都宮記念公園は、緑野小学校に隣接する広さ約1万2千平方メートルもある緑豊かな広場だ。
公園の敷地は、元衆議院議員で日中友好協会会長などを務めた宇都宮徳馬氏が所有していた土地。2000年7月に93歳で逝去した徳馬氏は生前から「緑を残したい」との意向を示しており、長男で相続人の恭三氏が徳馬氏の遺志を受け継ぎ、寄付を申し出た。翌年4月13日、大和市は受け入れを決定。6月11日に恭三氏に感謝状を贈呈した。
徳馬氏は「宇都宮軍縮研究室」の創設など平和・軍縮に心血を注いでおり、02年2月1日、大和市初の名誉市民の称号が贈られた。
公園は、地元市民の手で整備されており、毎年7月に咲くヤマユリは「中央林間南地区街づくり委員会」が保護・栽培を続けている。また公園の整備は「第一寿楽会」が請け負い、昨年度、県から功労者表彰を受けている。
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