千本桜商店会内の「ふれあいサロン千本桜(齊藤武運営委員長)」で7月20日、地元農家グループ「さくら野菜マート(露木美智雄代表)」による野菜販売が行われた。日々の買い物が困難な地元住民からの強い要望に応えたもので、同サロンでの”出張販売”は今回が初めて。
サロンのある千本桜商店会は、引地川を挟み、東西に店舗が数件並ぶが、昔ながらの個店が減少、生鮮食品などを販売する店舗がないのが現状。スーパーやドラッグスストアは、「札の辻」交差点のある県道福田相模原線まで、250mほど続く急坂を上がらねばならず、引地川周辺の住民、特に高齢者から、日常の買い物に苦労しているという声が上がっていた。
そこでサロンの齋藤委員長らは、露木代表らに掛け合い、野菜の出張販売を依頼した。
「さくら野菜マート」は、地元の農家9軒が加盟。露木代表らは、地域の窮状を受け、県道に近い直売所で行っている毎週火曜日(午前10時〜)の販売に加え、サロンでの販売を行うこととした。
ふれあいサロンでの野菜販売は、9月まで毎月第3土曜日に開催。10月以降は、週1回に回数を増やしていく予定だ。
販売初日のこの日は、開店30分前に25人以上が行列を作るなど、地元の期待の大きさが伺われた。サロン内にはトマトやキュウリ、なすなどの夏野菜を中心に、ピーマン、じゃがいもなどのコンテナが並べられた。開店と同時に枝豆は売り切れ。コンテナ2つに用意されたトウモロコシも30分で完売した。
次回は8月17日(土)。午前9時から正午。売り切れ次第終了。
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