県立大和南高校のダンス部(黒田紫顧問)が、8月10日(土)から大阪府で行われる「全国高等学校ダンスドリル選手権大会」に出場する。6年連続6度目の出場となる同部は、今回初めて、ジャンルの異なる3つの部門に出場、三冠を狙う。
同部が出場するのは、選抜メンバー12人で構成され、同部が最も得意とする「ヒップホップ男女混成」と男子部員4人が披露する「ヒップホップ」、組体操のように技を決めながら踊る「チア」の3部門。6月に東京・八王子で行われた関東予選では、「ヒップホップ」の男女混成部門と男子の部門が2位、チアが3位と好成績を収め、3部門で全国大会出場を決めた。ジャンルの違う複数カテゴリーでの全国出場は、過去にも例のない快挙だという。
全国大会に向けて、毎日のように練習を重ねる同部。完璧な演技を披露するには、残る課題もまだ多いという。黒田顧問やコーチの指導の下、呼吸のタイミングや顔の向き、腕や足の軌道など細部までこだわりをもって揃え、演技の完成度をあげている。
昨年の全国大会では、男女混成部門に出場し、4位に入賞した。出場する部門が増えた今年、目指すのは3部門とも全国1位だ。「優勝したい、という強い気持ちを前面に出して、笑顔で勢いのある演技をしたい」と土屋麻衣部長(3年)。男子部員をひっぱる頭田(とうだ)春平さん(3年)は、「自分以外の3人は1年生だが、少ない人数でも惹きつける演技をして『大和南は男子も強い』ということを証明したい」と意気込みを語った。
|
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>