上和田小学校をホームグラウンドに活動を続けるドッジボールクラブ「大和」(馬場勝監督)が8月に開催された県大会で3位に入り、9月29日(日)、千葉ポートアリーナで開催される南関東選手権大会に出場する。
1997年に創部した「大和」は、2014年に県大会優勝するなど、全国大会に何度も出場経験を持つ強豪。現在は大和市内の小学生を中心に、2年生から6年生まで18人が所属している。
今年度は、4年生以下のジュニア世代で強かったメンバーのうち、4人が5年生昇級前にチームを離れるなど、体制の変更を余儀なくされる苦しいスタートを切った。追い打ちをかけるように県大会の前から始まった上和田小の改修工事のため、練習場所を転々とする日々が続いた。
県大会は「5人はユニフォームを着るのも初めて」(馬場監督)というチーム状況の中、優勝したゼブラ★パワーズ(海老名市)を相手に予選で引き分け、準決勝でも1セット先取するなど善戦した。馬場監督は「経験不足。場慣れしておらず、会場の大きさや大会の雰囲気にのまれてしまった」と敗因を分析。それでも「優勝候補のチームに勝利するなど、精神的に1日で大きく成長した」と目を細めた。
キャプテンの島田愛音さん(相模原市立田名小6)は、県大会を振り返り「もう少しいけた。攻撃が良かったが、体力が持たなかった」と悔しさをにじませた。一方で大会初出場にも「緊張しなかった」と大物ぶりを発揮した廣岡琉惺君(上和田小3)は「もっと上手くとれるようになりたい」と南関東大会での優勝を誓った。
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