夜のシリウスにこだまする力強い歌声。11月3日(日)のシリウス3周年記念セレモニーで歌う公募市民25人が、本番に向け練習を積んでいる。
演奏曲は、映画「天使にラブ・ソングを」よりオーハッピーデー、そして映画「グレイテスト・ショーマン」よりディスイズミー。6月に公募で年齢も歌唱力も違う歌好きな25人が集まり、7月から練習が始まった。
「初回から打ち解けていて、雰囲気が良かった」と講師の小川恵生さんは話す。練習では個々人のエネルギッシュな歌声を伸ばしつつ、一体感が出るよう指導したという。
市内在住の武藤玲子さん(53)は、娘の小夏さん(23)を誘って参加を決めた。玲子さんは「娘が就職するので、母娘揃って何かに取り組む最後の機会だと思った。夫には内緒にしながら家でも二人で練習している」とにこやかに話した。
舞台は声が反響しにくいシリウスのロビー。不安もあるが、小川さんは「勇気や希望が伝わる歌声になった。会場を盛り上げたい」と意気込んだ。
セレモニーは午前10時30分開始。観覧自由。セレモニーでは、市内出身のチューバ奏者・佐藤和彦さんと南林間に拠点を持つダンサー・二見一幸さんによるコラボパフォーマンスも披露される。
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