市制60周年記念事業として11月10日、「子ども議会」が市議会本会議場で開かれた。「子ども議会」の開会は、市制50周年時以来10年ぶり。市内28の全公立小・中学校の小学5年生から中学3年生まで42人が参加。「文化」「地球環境」「教育」「大和市の未来」の4つのテーマについて、市長・教育長・議長・議員役となり、それぞれ演壇から(議長役は議長席から)、事前に用意した自らの意見を述べた。
子どもたちからは「駅前のストリートにピアノを設置しては」「給食の牛乳パックをリサイクルできるビンにしては」「不登校対策として教育支援施設『まほろば教室』の増設を」等、様々な意見が提案された。
市長役の1人、村田純菜さん(大和中3)は「参加が決まった瞬間からワクワクしていた」と笑顔。「シリウスのホールを中学生などにも開放し、文化を披露する場を増やして」と提案した。
「子ども議会」では、参加者を取材する「子ども記者」も2人選ばれた。記者役の1人、馬場柊斗君(引地台中2)は、「ピンぼけにならないよう苦労した」と写真撮影に悪戦苦闘。「人前で話すのは苦手」と言いながら緊張した様子で、インタビューの言葉を聞き漏らさぬよう一生懸命メモを取っていた。
「子ども議会」には大木哲市長、柿本夫教育長のほか、28人の市議全員が傍聴。大木市長は「プラス思考の意見が聞け、大和市の未来は明るい」と講評を述べた。
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