外国人留学生による「第31回日本語スピーチコンテスト」が1月29日、神奈川県立音楽堂で開催され、市内深見東の柏木実業専門学校から2人が出場、ネパール人留学生のパンギャニ・ビサルさんが、NHK横浜放送局長賞に輝いた。
ビサルさんは「諦めない心」をテーマにスピーチ。来日してすぐに始めたアルバイトで失敗し、職場の日本人スタッフに怒られて落ち込んだ時、母国の母が言った「諦めないで頑張り続ければ、必ず上手くいく」という言葉を思い出し、努力を重ねた結果、アルバイトでネパール人スタッフ代表にまでなったというエピソードを披露、頑張り続けることの大切さを熱く語った。
ベトナム人留学生のブォン・バン・ロンさんは、「笑顔の力」と題し、辛い時や苦しい時も笑顔を忘れないことが大切であること、孤児院への訪問や姉との死別の際に笑顔が持つ力を特に感じたということを伝え、惜しくも入賞は逃したものの、会場からは大きな拍手が送られていた。
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