大和市民まつり実行委員会(長谷川賢太郎委員長)は3月27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、5月9日(土)・10日(日)に予定していた「第43回大和市民まつり」の中止を決定した。市民まつりの中止は、東日本大震災の影響で、開催を自粛・中止した2011(平成23)年の第34回以来2度目。
昨年12月から開催に向け準備を進めてきた同実行委員会は、国内の新型コロナウイルスの感染状況や政府の動向などを注視し、3月中旬から役員会で開催可否を検討。ステージやパレード、各展示・物販ブースなどへの参加準備をする人たちに対し、「これ以上判断が遅れることによる影響の方が大きい」との判断から、3月27日の役員会および実行委員会において中止を決定した。
大和市民まつりは、毎年市内外から多くの人でにぎわう大和市を代表する一大イベントの一つで、昨年は18万人(主催者発表)の来場者があった。今年も引地台公園をメイン会場として、2日目には恒例のパレードも行われる予定だった。
市の今年度予算では、実行委員会への補助金など運営の支援に1150万円を計上。実行委員会では既に発生している費用をまとめ、これまでの繰越金で対応可能か確認するという。(問)市イベント観光課【電話】046・260・5167。
「あすろーど」も
市民まつりの中止決定を受け、同日併催の催しも軒並み中止となった。
日曜日のパレード出発点近くの中央1号公園を会場に、サンバや抽選会を行う「あすろーど大和まつり(主催/大和商工会議所大和中央支部)も中止に。認知症に対する理解を深めるため介護事業所などをタスキでつなぐランイベント「RUN伴(とも)プラスやまと」も中止となった。
|
|
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>