この4月、中学生になった市内在住の岩村昊さん(12)がこのほど、エレベーターのボタンについた菌の分布を調べた研究成果を発表した。海老名市の科学教室に通う岩村さんは、テレビでも活躍する危険生物の専門家、西海太介さん(一般社団法人セルズ環境教育デザイン研究所)の指導を受け、菌類を培養する寒天培地を使いエレベーターのボタンに付いたカビや乳酸菌、バクテリアの菌類を調査した。
岩村さんは、エレベーターの外ボタンでは「1階の上」が最も多く、内部では側面の「閉まるボタン」と正面の「開くボタン」に最も多く菌が付着していることをつきとめ、発表した。岩村さんは「研究は多くの発見があり楽しい」と話した。
新型コロナウイルスの影響で3月上旬から教室は閉鎖されたまま。4月に中学生になった岩村さんは「コロナを乗り越えるためどうしたら良いかを考えることができる」と、前向きに捉え、今後も科学教室での研究を続けることにしている。
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