大手業務用青果卸のデリカフーズ株式会社神奈川事業所(市内深見西)に5月16日、「ドライブスルー八百屋」が登場した。
ドライブスルー八百屋は、青果の卸売販売の株式会社フードサプライが全国で展開する販売業態。車に居ながらにして青果の買い物が済むため、接触が少なく、新型コロナウイルスの影響で、スーパーなどで「野菜を手に取るのに抵抗がある」という人にとって安心な方法として注目が集まっている。
また休業や営業時間短縮を余儀なくされた外食産業用の野菜が、余剰となっており、野菜の廃棄を防ぐとともに、契約農家支援の側面を持つ取組となっている。
大和での販売は、デリカフーズが5月頭のゴールデンウィーク中に試験的に実施。フードサプライとの協業は16日が初めてとなった。
野菜は、外食チェーンなどに卸されている野菜や果物、卵など20種類の青果を1箱に詰めた「もったいない野菜セット」を3500円で、5kgの米付きを5000円でそれぞれ販売。予約だけで200セットの注文が入ったことから、350セットを用意した。
初日は朝から時折強い雨の降る中、午前10時の「開店」と同時に車が次から次へと流れ込んだ。相模ナンバーの他、横浜、川崎、多摩など近郊からの来店が多かった。
ドライブスルー八百屋は当面の間、毎週火・木・土・日曜日に開催される。時間は午前10時から午後5時。
問合せはデリカフーズ(株)【電話】046・262・5090。
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