中学3年生を対象にした「大和市中学校部活動夏季交流大会」が8月1日から、市内各地で始まった。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、学校が一斉休業となっていた4月末に全国中学校体育大会(全中)が初めて中止に。全国大会につながる県大会も中止となり、部活動に取り組む生徒たち、特に3年生は、集大成の区切りがつかないままの状態が続いていた。
6月に学校が始まった大和市では、3年生のために市独自の大会の開催を模索。7月から部活動が再開すると、「3密」を防ぎ、移動を最小限に抑えた中での市内大会の開催が決定した。
大会は8月1・2日の土日と夏休み初日となる7日〜9日に集中して開催。9月5日(土)には、陸上競技、剣道、柔道が行われる。大会出場は、3年生が優先で、3年生のいない学校の部活動は不参加。ソフトテニスのダブルスや6人制のバレーボールなど3年生が人数に満たない一部の競技は、先輩のために2年生が「助っ人」として加わった。
初日の8月1日には、前日の夜に「降り納め」と言わんばかりに振った雨の影響で、屋外競技のソフトテニスとハンドボールが順延となったが、7競技で交流試合が実施され、個人戦では優勝者が決定した。
勝っても負けてもこの日が「引退試合」の生徒たち。中には感極まって、試合が終わる前から涙する姿も見られた。
※今週号未掲載の競技は、21日号以降掲載予定です。
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