来週9月21日(月)から30日(水)まで「秋の全国交通安全運動」が実施される。今年の神奈川県内の交通事故死者数は89人(8月20日現在)で、前年同時期より2人増加し全国ワーストに迫っている。大和警察署では交通ルールの遵守と交通マナーの実践を呼びかける。
思いやり・譲り合いの気持ちで
今季の運動の重点は、「子どもを始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保」「高齢運転者等の安全運転の励行」「夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止」「二輪車の交通事故防止」の4つが挙げられている。同署交通課の担当者は「思いやりやゆずり合いの気持ちを持って運転することで、様々な状況に気づけ、事故件数の減少にもつながる。交通マナーを実践する機会にしていただければ」と話している。
大和警察署によると、管内(大和市、綾瀬市)の8月末時点での交通事故発生件数は、595件で前年同時期より120件減少している。事故による負傷者数は682人で、前年同時期より139人減少。一方で、死者数は4人(綾瀬市内1件、大和市内3件)で前年同時期より3人増加している。
二輪車事故による死亡事故が多発
管内の死亡事故の4件中3件は、原付やオートバイ等の二輪車が関係する事故。また、二輪車事故は8月末時点で179件で前年より27件増えている。
特殊詐欺還付金詐欺が増加管内被害額7300万円
大和警察署によると、管内(大和市、綾瀬市)の今年8月末時点での特殊詐欺件数は47件(前年比13件減)と減少傾向にあるものの、被害額は7300万円と多い。
特殊詐欺の約半数が、キャッシュカードを狙ったもの。銀行員や警察官を装い「あなたのカードが不正に使われている」などと電話をかけキャッシュカードをだまし取る。また最近では、市の職員と名乗って「医療費の還付金がある」と電話をかけてくる還付金詐欺も増えているという。
電話機購入に補助金を交付
大和市では、振り込め詐欺防止対策のため録音機能付き電話機の購入に補助金を交付している。対象者は市内在住の70歳以上で、振り込め詐欺防止対策用の電話機などを2018年10月1日以降に購入した人。購入した経費のうち1万円を上限に補助を受けられる。
申請の受付けは、来年3月31日(水)まで。先着順で予算額に達し次第終了する。問合せは市生活あんしん課【電話】046・260・5048。
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