若宮八幡宮(福田509の1、久保寺基夫責任役員代表)で13日、例大祭の式典が行われ、同宮役員会から長年役員を務めた関水武雄さん(88)と保田一夫さん(87)に感謝状が贈られた。
例大祭は例年、式典の前日に宵宮祭が開かれ、出店や神輿などが出るが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い中止に。式典は、通常200人ほどの参加者を宮司と役員のみの20人ほどに減らし実施された。
本殿で早川太(た)満喜(まき)宮司による祝詞奏上が行われた後、久保寺責任役員代表から2人に感謝状が手渡された。
由緒ある15代目関水武雄さん
関水さん=写真右=は福田の集落、蓮慶寺下の生まれ。23歳のとき、農業の人手が必要と関水家に養子に入った。氏子の中でも由緒ある家で、15代目として役員に。総代や会計を務め、1993年、鳥居再建の際には他の神社を参考にまわり、地域住民に奉賛金の協力を呼びかけた。また18年の鐘楼再建のときには↖
↙役員の中で最高額の100万円を寄附。「表彰は夢にも思わなかった。役員の仕事は代々受け継いできたもので、自分にとっては普通のこと」。
幟を寄贈保田一夫さん
保田さん=写真右下=は同宮近くの集落、根下で4代目として生まれ、役員に。総代や世話人を務めてきた。05年には、実費で150万円ほどかけて幟を寄贈。長生きした母の「白寿」祝いも兼ねて贈ったもので、今では宮の行事の度に飾られている。「役員の皆さんに協力いただいて、長年お宮を守ってこられた。これからも地域の守り神としてお参りできる所であってほしい」。
現在、同宮役員会では役員を募集中。問合せは【電話】046・269・6883(関水孝役員)へ。
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