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中央林間小おやじ達の会 疫病退散、願い込め 無観客でどんど焼き開催

文化

掲載号:2021年1月15日号

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火入れを生配信

 中央林間小学校おやじ達の会(川上章仁会長)が主催する新春恒例のどんど焼きが10日、同校の校庭で行われた。例年は大勢の児童や地域住民らが参加する行事だが、今年は無観客での開催に。どんど焼きの様子は動画で撮影し、生配信した。

 今年のどんど焼きは、もともと新校舎建設工事(2022年3月完成)のため、校庭の使用できる範囲が限られていることから、縮小開催は決まっていた。竹で組むやぐらも、例年は6〜7mもの高さになるが、今年は4mほどに抑えることになっていた。加えて、新型コロナウイルスの影響で飲食の提供も難しいとの判断で、「豚汁などの提供は中止。餅つきも杵と臼だけ用意し、写真撮影ブースに」と思っていた。

 しかし年が明け、事態は悪化。緊急事態宣言の発令に向けた動きが報道される中、1月6日、一度は「中止」の判断がなされた。

校庭に響く爆竹音

 それでも川上会長らは「中止にするのは簡単だが、地元の伝統行事でもあり、竹が爆ぜる『爆竹』は疫病を駆逐する意味もあるので、我々だけでもできないか」と無観客での開催を模索。学校の了解も得て、おやじ達の会だけでの開催に舵を切った。

 無観客での開催となったが、門松や正月飾り、書初めなどは当日学校で受付て集めた。また子どもたちに火入れの様子を見てもらおうと、動画の生配信を実施するなど、様々な工夫を凝らした。

 竹で組んだやぐらに火がくべられると、勢いよく燃え上がり、やぐらからは竹が爆ぜる、いわゆる「爆竹」の大きな音が響き渡った。おやじ達の会のメンバーから、コロナ禍収束の願いを込め、爆竹のいわれも紹介された。

 川上会長は「おやじ達の会が15周年を迎えた年の幕開けに開催できてよかった。好天にも恵まれ、楽しんでもらえたのなら何より」と胸をなでおろしていた。
 

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