南林間西北自治会会長の森園廣子さん(76)が、ボランティア功労者として令和2年度の厚生労働大臣表彰を受賞した。長年にわたりボランティア活動を率先して行っている人に贈られ、個人では全国から70人が選ばれ、県内では森園さんを含め2人が受賞した。
本来であれば、昨年11月に厚労省主催の感謝状授与式が開催される予定だったが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止に。1月30日、南林間西北自治会館で伝達式が行われ、市こども・青少年課の近岡壮人課長から感謝状が手渡された。
森園さんは、子育て世代の母親たちを支援する、大和市母親クラブ連絡協議会で40年以上活動。会長を1992年から現在まで務め、長年にわたって地域の母親の悩み相談に乗るなど、子育ての手助けをしてきた。また、南林間西北自治会でも長年活動を続け、子どもたちの登下校に声かけをする見守り活動を続けるほか、17年からは市の教育委員として教育現場にも関わる。今回の受賞は、総合的に幅広く、地域におけるボランティア活動を続けてきたことが評価された。
受賞を受けて森園さんは、「共に歩んできた皆さんの存在に支えられながら、子どもたちの健全育成のために活動を続けてきた。今まで子どもたちの見守りを中心に行ってきたが、今後はさらに一歩踏み込んで、引きこもりや不登校、いじめの問題など、子どもたちの心を守る活動をしていきたい」と力強く語った。
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