つきみ野でファーマーズマーケットを企画する 塩見 直樹さん つきみ野勤務 57歳
好奇心旺盛に押し進む
○…つきみ野にある運送会社(株)ハッソーの営業兼イベンターで、同社の駐車場を使って2021年4月から「つきみ野サンデーマーケット」を企画。地元農家の野菜や手作りのケーキ、ハンドメイド品などが所狭しと並ぶ。5月は雨天の中100人以上が来場した。「休日はガランとしている駐車場がもったいなくて、何かできないかと。コロナ禍で打撃を受けている生産者や飲食関係者に出店してもらって、地域を盛り上げられたら」と思いを力強く語る。
○…イベンターとしての気質は昔から。アイデア豊富でエネルギッシュ。「どんどん喋るで!」とパワフルな関西弁に圧倒される。同社の敷地内で元々物置だったプレハブを自身で改造し、アイデアを生み出す仕事部屋に。中には自作してきたロゴ入りTシャツや雑貨がズラリと並ぶオリジナルの空間だ。
○…京都の生まれ、高校時代は甲子園に出場。体育専門大学を出て、私立のイギリス校で体育教師に。ガンになった母の看病ため帰国し母を看取った後、京都市内でイギリスの雑貨や子ども服の卸売り業、ベビーウェアや和柄のテンガロンハットのブランドを立ち上げ、東京でも販売するように。その後知人の引き合いで保険会社に入社。仕事の一環で法人の社長を集めてゴルフコンペを開くようになったのがイベント企画の始まり。副業で三浦海岸を会場にしたビーチスポーツイベントや高校野球の子どもたちを応援するイベントも手掛けた。
○…「基本的に常に楽しいことをやっていたい。自分が何が得意で、何が好きか、それをチェックしながら進んでいく感じやな」。3年後には、20代を過ごしたイギリスで「旅行関係のビジネスをするのが夢」と目を輝かせた。
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