認知症当事者とその支援者、そして地域住民が駅伝のようにタスキをつなぐイベントを通して、認知症に対する理解を深め、暮らしやすいまち作りを目指す活動を続けている「RUN伴(ランとも)+やまと」が、誰でも「歌って踊ってつながろう」をテーマに動画制作を続けている。
「RUN伴」とは、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベント。タスキをつなぐという体験や出会いから、認知症への理解を深め、暮らしやすい地域づくりを提案することを目的に、2011年に北海道に始まり、全国へと広がった活動。13年に初めて関東を縦断し、大和市も参加した。「RUN伴+やまと」は16年からこの理念を大和市内で独自に広めている。
動画制作のきっかけは、昨年5月の市民祭りでパレードに参加し、披露する予定だったオリジナルソングを、多くの人と共有したいとの思いから。「RUN伴+やまと」の立ち上げから携わる野間康彰さんが実行委員長となり、介護福祉施設や医療機関を中心に各種団体や企業に声をかけた。
踊りは、フラダンスに振り付けを加えた誰でも踊れる簡単なもの。市内の介護施設の職員やその利用者らを中心に、企画に賛同する約30団体が参加。各施設で撮影した動画を編集、約3分の動画にする。野間さんは「コロナ禍に少しでもつながりを感じることができれば」と意義を語る。
動画は9月15日までに撮影し、編集されたものが11月上旬に動画サイトにアップされる予定。
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