秋の全国交通安全運動が、9月21日(火)から始まる。期間は30日(木)までの10日間。市内では、昨年新型コロナウイルスの影響で中止となった街頭での啓発活動が、感染対策を施した上で規模を縮小して実施される。
今年は『安全は 心と時間の ゆとりから』『高齢者 模範を示そう 交通マナー』をスローガンに、自転車や二輪車、歩行者の安全確保や夕暮れ・夜間の事故防止を中心に、安全運転を啓発していく。
市内では8月末時点まで交通事故による死者0を続けており、運動を機に継続したい考え。同署では「日没が早くなるので、早めの点灯を。また歩行者も反射材の活用を」と訴えた。
大和警察署管内では9月30日の「交通事故ゼロを目指す日」に合わせ、22日(水)午後3時から街頭啓発活動をイオン大和鶴間店とその周辺で実施。歩行者や自転車の運転者に啓発チラシとグッズを配布する。また期間中に青色回転灯を装備した公用車が市内を巡回する。
危険な「ながら」運転3割占める自転車事故
大和警察署によると、8月末時点での市内の交通事故発生件数は、459件で前年同期比21件増。負傷者も530人と前年に比べ31人増えている。※件数・人数はいずれも暫定値
中でも自転車事故が増えており、市内の事故件数の3割を占める。同署の交通第一課・奥井操課長は、「自転車事故は一時停止を怠ることでの出会い頭の衝突やイヤホンを装着しながら、スマートフォンを操作しながらといった『ながら運転』による接触事故などが多く、一歩間違えると死亡事故につながるので気を付けて」と注意を呼び掛けた。
また歩行者にも「歩きスマホ」が多いことなどから、今回の交通安全運動に合わせ、県の交通安全対策協議会が「歩行者安全五則」を作成。周知を促していくという。
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