県政報告 運転免許の高齢講習、待機日数の短縮を! 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
近年、高齢運転者による重大交通事故が相次ぎ大きな社会問題となっています。こうしたことから、運転免許の更新にあたっては70歳から74歳までは「高齢者講習」の受講が義務付けられ、75歳以上は受講に先立って「認知機能検査」を受けなければなりません。
一方で、受講待ちが長期化しており、私自身も高齢者の方々から「予約が取りにくい」との声を多く頂いていました。
そこで私は2019年9月の本会議で、待ち期間短縮のため「自動車教習所に加え、二俣川の運転免許センターでも実施を」と要望しました。
その結果、運転免許センターでも高齢者講習がスタート。今年9月には高齢ドライバー向けの専用コースが新設され、1日10人だった受け入れ人数を70人に増やすことが可能となりました。
代表質問で要望
高齢者講習は現在、運転免許センターの他、県内40か所の自動車教習所で実施されています。しかし昨年末の時点で、高齢者講習が約90日、認知機能検査が約60日の待ち期間が生じていました。
そこで県警察では今年4月、運転教育課に高齢運転者支援係を設置し、待ち期間の短縮に向けた対策を推進。待ち期間は高齢者講習、認知機能検査あわせて30日以上短縮されましたが、公明党県議団では、今年9月の代表質問で県警本部長に対し、さらなる対策を求めました。山本仁本部長は「警察職員による高齢者講習等の実施の拡大と、教習所の受け入れ拡大を促進するため、他の都道府県の状況を踏まえ、業務委託料の見直しについても検討を重ねていく」と答弁しました。
公明党県議団は今後も、高齢者講習等の円滑な実施に全力で取り組んでまいります。
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