大和市福田在住の星恵美子さん(72)が作る「平和カレンダー」が完成した。
星さんは、年金を受給する高齢者同士が交流を持つために作られた全日本年金者組合の大和支部で機関紙担当を務める。支部の中には習字や編み物、小物づくりなど様々なサークルがあり、年に1度発表会がある。星さんは「せっかくなので」と2016年にちぎり絵、短歌、俳句などの作品をメインにカレンダーを作り始めた。
制作は毎年11月ごろから。短歌や俳句、ちぎり絵のサークルメンバーの中から目星をつけ「一本釣りで」作品の提供を依頼。「仕事で使う必要がなかった」というパソコンを駆使し、表紙を含め13枚のカレンダーをA4サイズに100部印刷。上部を綴じて仕上げる。出来上がったカレンダーは、作品を提供してくれたメンバーらに寄贈していた。
今年は、コロナ禍でサークル活動ができておらず「会費分の還元ができていない」ことから例年の倍の200部を制作し、142人の全会員に寄贈。残りを年金引き下げを違憲とする「年金裁判」の活動資金として寄付するため、500円で販売するという。
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