関東大会の予選を兼ねた県高校総体陸上(主催/県高等学校体育連盟)が5月に三ツ沢公園陸上競技場などで行われ、大和南高校(吉田大育顧問)の3選手が、本日6月17日から栃木県で開かれる関東大会の切符を手にした。
酒井壮大さん(3年)は幅跳びで7m4cmの記録で3位、三段跳びでは14m44cmで優勝。いずれも自己ベストだった。
幅跳びでは、1、2本目でファールの判定となった。最初の3本で上位8人に入らなければ先に進めない規定の中、背水の陣で跳んだ3本目で6m85cmの自己新をマークして波に乗り、決勝に進んだ。関東にむけて酒井さんは「さらなる自己ベスト更新を狙っていきたい」と語った。
蕨(わらび)唯香さん(3年)は100mハードルの決勝を自己新の14秒52で走り、4位入賞した。
中学時代は同種目で全国大会も経験している蕨さん。これまでの自己ベストは15秒10だったが「練習では常に14秒台をイメージしてフォーム改善に取り組んだ」といい、決勝でその努力が結実した。関東の舞台では「『大和南』の名をとどろかせる走りを見せたい」と意気込んでいる。
棒高跳びに出場した池田奈穂さん(3年)は、自己記録を20cm更新する2m70cmで4位に入賞し初となる関東大会出場を決めた。
棒高跳びに適した筋力と体の柔軟性を持ち、コーチの勧めで高校1年から競技を始めた。今大会にむけて筋トレを強化、本番では力強い跳躍を披露した。
関東大会を前に池田さんは「目標にしている3m台に挑んで、悔いのない関東大会にしたい」と抱負を語った。
関東高等学校陸上競技大会は6月17日(金)から20日(月)、カンセキスタジアムとちぎ(宇都宮市)で開催される。
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