6月としては国内の観測史上初めて40度超の最高気温が群馬県伊勢崎市で観測された6月25日をはじめ、6月下旬から暑さが急激に増し、大和市でも熱中症対策を呼び掛けている。
ここ数年、大和市の熱中症による搬送者は猛暑日が最も多くなる、8月にピークを迎える傾向にある。しかし、2018年は梅雨明けがかなり早く、厳しい暑さが続いた。この結果同年は、市内でも7月の搬送者が例年に比べ飛躍的に多く、年間でもここ10年で最高数の搬送数となった。
今年も似たような状況が予想され、市は熱中症対策として、市社協や地元の民生委員などと協力した注意喚起のほか、チラシの配布、高齢者を対象としたセミナーや講習会などでの呼びかけなど、積極的な対策を行っている。
市が注意喚起する有効な対策は主に3つ。搬送者の半数以上が部屋の中からの搬送であることから、「エアコンの上手な使い方」を呼び掛ける。市によると、扇風機や換気扇との併用や、すだれやカーテンを活用した直射日光の遮断などで、適切な気温や湿度を保つことが大切だという。また、屋外で2m以上離れている時の「マスクの不着用」、1日あたり1・2リットルを目安にした「水分補給」の重要性も指摘する。
市は「高齢の方は特に注意が必要。猛暑日はエアコンの使用や昼の外出を控えるなど注意をして下さい」と話す。熱中症対策の問合せは、市健康づくり推進課【電話】046・260・5663。
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