光丘自治会(松下泰山会長)が11月12日、深見にある「にこにこ公園」で地域防災訓練を実施し、住民らおよそ100人が参加した。
訓練には地域住民のほか、消防団員(第3分団3班)や消防署員らも訓練に駆けつけ、消火用機材のスタンドパイプを使った消火放水や自動体外式除細動器(AED)の操作体験、心肺蘇生訓練などが行われた。
会場となったにこにこ公園は「一時避難所」であることから、トイレやかまどの機能を持ったベンチが設置されている。この日の訓練では、実際に仮設トイレが設営され、参加者たちが見学。「これだけしっかりしたトイレがあれば、いざという時も安心」といった声も聞かれた。
当日は晴天にも恵まれ、地域の子どもたちも多数参加し、かまどベンチを使用した炊き出しなどを行った。また、消防車両も会場に駆けつけ、記念撮影する子どもたちの姿も見られた。
訓練を終えて松下自治会長(70)は「子どもたちにとって記憶に残る訓練ができたと思う」と振り返り、「今回の訓練が、将来の地域防災を担うリーダーの育成につながればうれしい」と話していた。
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