第16回「全日本少年春季軟式野球大会県予選」(主催/県野球連盟)がこのほど、茅ケ崎公園野球場などで行われ、大和市の公立8校の選手で構成された選抜チーム「大和市中学校」(杉山俊裕監督)が3位に入賞した。
選抜チームは2022年、競技レベルの底上げなどを目指して作られた。中学2年生が対象で、試合実績などの選考を経て20人が選抜された。今年は光丘中の小澤健介さん(14)が主将を務めている。
同大会は、県内各地区の代表16チームによるトーナメント戦で、上位2チームが全国大会の出場権を獲得。3位は第27回「関東・東北・北信越少年新人軟式野球大会」に出場できる。同チームは3年連続で県予選に出場しており、おととしは3位、昨年は初戦敗退だった。
初戦は千代中(小田原)と対戦し、5対0で快勝。2回戦は大野台中(相模原)と戦い、5対3で勝利した。準決勝の伊勢原クラブ戦では2回表に先制を許し、相手のペースで試合が展開。終盤まで得点できず、0対3で完封負けを喫した。
3位決定戦では「横須賀市中学校」と戦い、1回表に3点を獲得。すぐに2点を返されるも得点を重ね、3投手の継投で7対2で勝利、上位大会への切符を手にした。
「優勝目指して」
上位大会は、11月9日・10日、栃木県で開催される。
小澤主将は「チーム全員で声を出し、優勝を目指して頑張ります」と決意を述べた。杉山監督は「一戦必勝の気持ちで頑張っていきます。選抜チームの活動をきっかけに、市内の中学校の野球部に興味を持ってもらえたら」と話していた。
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