県内の消防団が操法技術を競う「第51回神奈川県消防操法大会」が7月25日、神奈川県総合防災センターで行われ、大和市消防団第1分団が小型ポンプ操法の部で最優秀賞を受賞した。
2年に1度開催されている同大会は、消防団員が日頃の訓練で磨き上げた消火技術を競い合うもの。今回第1分団が出場した小型ポンプ操法の部は、4人1組で消防ホースの延長、接続などを迅速に行い、放水で標的を倒す種目。所要時間だけでなく、各団員の士気や規律、迅速かつ確実な動作、チームワークなどを総合して評価される。大和市消防団では、1969年の第19回大会で第3分団が最優秀賞を受賞しており、49年ぶりの快挙となった。
第1分団で出場したのは、指揮者・北島康史さん、1番員・清水英昭さん、2番員・石井洋佑さん、3番員・橋本忍さん、補助者・永武陽介さん。分団長の大谷浩規さんは、「チームワークが良く、しっかり意思疎通ができるところが強み」と話した。練習には、中央林間のエイビイりんかんモールの屋上駐車場を使用。警防課職員の指導と、近隣分団の支えもありながら、週に3回の訓練を重ねた。大谷分団長は「個人の技術を向上させることで、チーム全体のレベルの底上げを図ったことが結果に繋がったのでは」と分析した。
また、清水さんは最優秀選手賞も受賞。持ち前の俊足を活かせるように、放水まで止まらず、スピード感のある動きができるよう訓練を重ねたことが評価された。
今回の結果をうけ、井上貴雄消防団長は「今後も地域の防災リーダーとして、市民の安全と安心を確保していきましょう」と呼びかけた。
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