神奈川県ＦＰ連合会大和支部が、知っているとちょっと得する情報をお届けする連載。第４回目は「ジュニアＮＩＳＡの活用について」。
ジュニアＮＩＳＡとは、２０１６年１月にスタートした未成年者（０〜19歳）を対象とした「少額投資非課税制度」です。年間80万円まで非課税投資枠を利用でき、購入した公募株式投資信託や上場株式の配当金や売却益などが非課税となります。非課税期間は最長５年間、最大で４００万円（毎年80万円×５年間）が非課税投資の対象となります。２０２３年12月まで口座の開設と金融商品の購入ができます。
ジュニアＮＩＳＡを活用してお子様やお孫様の大学進学や就職の御準備に「非課税のメリット」を活かした長期運用で着実に資産を形成する一方で、お子様やファミリー向けの株主優待を組み合わせれば、毎年もう一つ別のご家庭の楽しみを増やせます。
なお注意点は、「18歳前に払い出しを行うと、災害などのやむを得ない事由以外は課税対象」「口座開設や資金の運用は親権者などが行う」「金融機関の変更は不可」があげられます。制度の内容を十分に理解してご活用ください。
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