市内中央林間西の株式会社ホクエツ(鈴木正喜社長)が、「かながわ産業Navi大賞2018」のものづくり部門で、優秀賞を受賞した。市内の受賞は同社のみ。
「かながわ産業Navi大賞」は、神奈川県内の中小企業の発展とビジネスチャンスの創出を目的に、(一財)県経営者福祉振興財団が募集、表彰しているもので今回が9回目。
(株)ホクエツが受賞したのは、希塩酸を電気分解し、微酸性電解水を生成する装置。微酸性電解水は、高い除菌・殺菌・消臭効果が認められており、
厚生労働省から食品添加物にも指定されている。同社の装置は、電気分解の際に食塩を使用しないため、塩害が出ず、高濃度の電解水が生成できることから、インフルエンザやノロウイルス対策として保育園や病院、飲食店で、消臭効果が高いことから養鶏場などで導入されている。
新たな発見、野菜が元気に
今回の受賞とは別に、鈴木社長は微酸性電解水の新たな能力を発見。それは「野菜が元気になる」ということ。野菜の中に含まれる活性酸素を刺激し、アミノ酸の一種であるグルタチオンに影響しているのでは、と分析する。そのため鈴木社長は、半年前から、毎週月・火曜の2日間、自らスーパーなどで購入した野菜に微酸性電解水を噴霧し、前後の様子を記録する実験を続けている。「瑞々しいし、食感が違う」と自信をのぞかせる。正確なデータなど効果が実証されれば、10月に東京ビックサイトで行われる展示会で紹介する予定だという。
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