三機工業(株)(長谷川勉社長)は10月11日、中央林間に所有する自社不動産ビルを改修し、三機テクノセンターとしてオープンした。研修施設と研究所が一体化した「技術の総本山」の役割を担う。
テクノセンターは地上6階、地下1階建てで、延床面積は約4万6100平方メートル。三機工業の所有ビルで、2012年までは日本IBMが同社から借り受け、大和事業所として研究開発を行っていた。
三機工業は現在、中央林間の保有土地、建物の再開発計画に取り組んでおり、センター開所もその一環。来年には県道50号座間大和線側に、機械システム製造の新工場もオープンさせる。
施設内には、企業や大学関係者などと研究開発を行うR&Dセンター、シングルルーム141室や食堂、ジム施設などを備えた宿泊施設、天井まで6・5mの高さがある地下階を活用して実際の施工現場などを再現した研修エリアなどを整備。同社では「研究、研修、研さんの場を1つに集約した『技術の総本山』」と位置づける。
また、大和市との協定に基づき、災害時には100人強の帰宅困難者をセンターで受け入れる。
自然環境園も移設
敷地内には、同社の歴史や技術を紹介するショールームが新設されたほか、以前、同社工場内にあった自然環境園も移設される。両施設は11月から一般開放される予定。
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